一人社長という働き方が好きです。
だって、誰かに居場所や時間を縛られるとか、誰かを(必要以上に)管理するとか、、私の性格上、そういうストレスが大きいので、「一人社長+協力会社(協力者)+各種ツール」という働き方を選んでいます。
個人で稼ぐか、組織で稼ぐか
誰かに雇われるのではなく、ビジネスオーナーとして稼ぐ場合、方法は2つ。
個人で(一人で)稼ぐ
組織で(誰かを雇って)稼ぐ
先述したように、私は他人のマネージメントとかなるべくやりたくないです。
あと、固定費をなるべく作りたくないので、「色々な人やツールを活用させて頂き、一人で稼ぐ」のが好きです。
これは会社化(組織化)するのが悪いとかではなく、ただの好みです。
働く場所を固定されたくない
私の名刺には「会社所在地」はありません
ですので、名刺交換すると「会社はどこですか?」とほぼ100%聞かれます。
もちろん登記していますので、登記住所はありますが、それは私の実家です。いくら信用できる相手でも、実家住所を晒したくないので、名刺には会社所在地を書いていません。
実家には私が使っていた部屋はありますが、ただの押し入れ化していますので、ビジネスする場所どころか寝る場所もありません。
オフィスなどを借りて(固定費を払って)、何年間も働く場所を固定するメリットは、私のビジネスには微塵もありません。というか、働く場所を固定してしまうビジネスはそもそも選びません。
働く場所と商圏は違います
さて、会社所在地は無いと言いましたが、商圏はあります。ただ、私のビジネスの場合「商圏=無いに等しい」です。
商圏が無いとは、具体的な「半径何キロメートル」といった商圏が無いという意味です。
私の幾つかのオフラインビジネスは、最終的に対面で何かを売る・何かを紹介する事が多いので、「商圏=私と顧客が会える場所」です。私のオフラインビジネスにおいて、会えない人と何かする事はありません。
しかし、インターネットビジネス(オンラインビジネス)に関しては、会うこともありませんし、私が築いたインターネット上のものにアクセスさえして頂ければいいので、「商圏=インターネットに繋がっているところ」です。
たとえば、Youtubeアドセンスですし、たとえば、このブログです。
商圏が変わるとビジネス規模が変わる
仮に自分が実店舗を持っていて、自分の商品が10円だった場合、いったい何人の顧客が、いったい何キロ先から自分のお店に駆けつけてくれるでしょうか。
まぁ、金1gが10円で売られていたら、何キロ先からでも、外国からも、何万人もの人が来ると思いますが、現実的には、そんな事はありません。
ですので、何キロ圏内のお客さんを集められるかは、自分の商品の価格や価値で決まってしまいます。
しかし、インターネットビジネスの場合、10円の商品でも、何千キロも離れた人がわざわざ買って頂ける事が多々あります。
これはオフラインビジネスでは無理です。
時間の壁、物理的な距離の壁、労力の壁、など様々な障壁があるオフラインビジネスに対して、インターネットビジネスではそれらを感じる事はありません。
また、インターネットビジネスにおいて、自分のお店が移動しても(サーバーが移動しても)、インターネットにさえ繋がっていて、自分のお店の住所(サイトURLなど)をきちんと伝えられていれば、顧客は再びやってきてくれます。
オフラインビジネスにおいて、店舗移動は既存顧客を失う大きなポイントです。それがインターネットビジネスでは関係ないのです。
一人で出来る事には限界がある
一人社長(一人で稼ぐ)には、限界があります。
それは自分の時間的な限界です。
貧乏な人でも金持ちでも、自分の時間を増やしたり減らしたり出来ません。みんな24時間です。
ですから、1時間で出来る事を増やすために、協力会社や協力者、ツールを使うしか無いのです。
個人で稼ぐにしても、組織で稼ぐにしても、デメリットもメリットもある
大事なのは、「ビジネス=人生」なのか、「ビジネス=自分の人生を楽しむためのものを得る手段」なのか、だと思っています。
ビジネスを通じて、多くのお金を稼ぐことに燃える人やビジネスするのが心から好きな人は、組織化するほうが良いと思います。
人力があれば、ビジネス規模を大きくできますし、ビジネスの種類も増やせます。某有名アフィリエイターのKさんが、天然石ショップを開いたようなものです。
ただ、組織が大きくなるとその分、トップの責任も大きくなりますし、トップが出ていかなければいけない場面も増えてきます。また、マネージメントの勉強もしなければいけません。これはコピーライティングとかでは解決できません。
一方、ビジネスで得たもので人生を楽しみたい人は、一人で稼ぐ方が良いと思います。
特に僕のように「世界中を旅し続けたい」「世界中のスポーツイベントに参加したい」「世界中の遺跡に行ってみたい」などと思う人は、一人で稼ぐ方が良いでしょう。
ただし、世間的・身内的な評価や体裁はおそらく良くないです。
「良い大学を卒業して、良い企業で長く働く」「経営者になるならば、良いオフィス・沢山の社員・大きな売上がある」というのが”良い働き方”というイメージが強いからです。
残念ながら、日本では個人で稼ぐ人への評価は高くありません。
ためしに周りに言ってみてください。
「医者や弁護士ではなくて、個人で億を超える年収を稼いでる人をどう思いますか?」と。おそらく返答は「なにか怪しいビジネスをしてるんでしょ?」です。
でも、「100人の社員を雇って、億を超える年収の社長をどう思いますか?」と聞くと、「素晴らしいですね♪」とか言われます。
これは自分がどうこう出来るものではないので無視するのが一番。ただ、周りはそう思ってる人が多いです。
前にも書きましたが、
1:目的
2:手段
です。
決して、「カッコイイから!」とかでビジネスの種類を決めてはいけません。
ではまた。