2014年2月にようやくホーチミン市にオープンしたマクドナルド。
2014年後半〜2015年にかけて、世界中でざわざわしてるマックさん。
例のネガティブなニュースはいったい何処へ行った!?と思ってしまう位、ホーチミン市のマクドナルドは大繁盛中。
ということで、中心部から離れた1号店ではなく、ベンタイン市場近くの2号店に行ってきましたのでレポートします。
マクドナルド・ベトナム 2号店「ベンタイン店」は、いろいろ革新的な店だった!!
ベトナムマクドナルド2号店「ベンタイン店」の外観
行ってきたのは、マクドナルド・ベトナムの2号店「ベンタイン店」です。
その名の通り、日本人観光客にも大人気のベンタイン市場から歩いて3分(タクシーで10秒www)のところにあります。
【動画】ベトナムのマクドナルドの外観
この動画を見て分かる通り、店の外にテラス席があります。
日本ではあまり見られませんので、一瞬「オシャレ??」って思ったのですが、よく考えたら、ここは街の中心部でメインストリートの横なので、クラクションがうるさいですし、決して、オシャレではありません。
1号店は駐車場が大きくありましたが、2号店は街の中心ということで、駐車場よりもバイク駐輪場のみでした。
ベトナムマクドナルド2号店「ベンタイン店」に入ってみた
【動画】ベトナムのマクドナルドに入ってみた
店内はいたって普通。
まぁ2号店ですから、以前、高田馬場駅の近くにあったような「店内BGMも壁の装飾も、ビートルズ一色の粋なマクドナルド」のような冒険はまだ無いようです。
むしろ日本よりも本国マクドナルドに忠実で、さらに、きちんとマニュアルを守っているように感じられます。ちなみに、アメリカでも日本でも問題になっている浮浪者たちは見付けられませんでした。
観光シーズンのど真ん中で、さらに、日曜日の19時に行ったので、ここに来ているのは、ベトナム人と欧米系観光客が半々。
でも、共通しているのは、「マクドナルドの客はデブが多い」って事ですね。笑
ベトナムマクドナルド2号店「ベンタイン店」で注文してみた
さて、いよいよ注文です。
のちほどもう一度書きますが、ここでは、注文カウンターと商品受取りカウンターが分かれていました。
私がオーダーしたのは、ビックマック+フライドポテトLサイズ+コカコーラLサイズ。
いわゆる「ビックマックLLセット」です。
実はベトナムのマクドナルドに来るのは2度目なのですが、前回はチキンバーガーを食べたので、今回は、王道中の王道の「ビックマックセット」にしました。
そして、もちろん「Lサイズにしますか?」というサジェストには、全力で「イエス!!!!」です。笑
値段は「95000ドン」。
2015年4月19日のレートで換算すると「523円」です。
おっ!? 日本より安いジャーン!!!
って思ったのですが、物価換算すると、日本人感覚で「約2500円」くらいでしょうか。
うーーーーーん、、、どうなんでしょう。2500円のビックマックセットって・・・
【動画】ベトナムのマクドナルドで商品受取り番号を呼ばれた
注文したあとに、商品受取りカウンターで自分のレシートに書かれた番号が呼ばれます。
このシステムは良いですね。
日本ではアナログな番号札が未だに主流で、ピーク時にはその番号札が足りなくなるほどウエイト(WAIT)が入ります。
しかし、初めからレシートに番号が書かれていれば、番号を間違えることもないですし、良い事だらけな気がします。
ベトナムマクドナルド2号店「ベンタイン店」でビックマックを食べてみた
さてさて、いよいよ「実食」です!
恐ろしいほど、普通のビックマックです。。。
何が恐ろしいかって??
あまりにも、マニュアルに近い所です。
実は私は10代の頃にマクドナルドで働いていた経験があり、しかも、30代になった今でもマクドナルドを愛していますし、よく食べます。
そんな私が驚くくらい、マニュアルに忠実なビックマックが、ベトナムで出て来たので、マジで感動しました。
ただ、フライドポテトは塩が多く、コカコーラは炭酸が少なかったです。
私は注文してから30秒くらいで商品が出て来たのですが、他の人はどうなんだろうと思って、おデブな欧米系白人観光客2人組が注文して、商品を受け取るまでを動画に撮ってみました。
【動画】ベトナムのマクドナルドで、注文してから、受け取るまで。
この時は若干ピークに入っていたこともあり、約2分掛かっています。
「注文カウンターと商品受取りカウンターが分かれていること」と「クルーの人数」を加味すると、もう少し早く出てくるかなぁ〜〜と思っていましたが、意外と、キッチンはテンパッてようです。
なお、動画を撮り終えた後のお客さんたちは、おおよそ1分〜1分半で商品を受け取っていました。
オープンして約1年経っているのでクルーたちが洗練されてきていますね。
こんな繁華街の店で、日曜日の19時〜20時台なんて、鬼ピークなので、逆に、凄いかもしれません。
ベトナムマクドナルド2号店「ベンタイン店」の客席は普通のマック
この2号店「ベンタイン店」はビル丸ごとマクドナルドです。
なので、2階の客席を見に行ってみました。
【動画】ベトナムのマクドナルドの客席はいつも通り
誰かのバースデーパーティをしていました。
日本では一般席ではなくパーティルームが併設されている所が多く、このように、一般席を仕切ってパーティを行うのは珍しいです。
というか、パーティの主食がセットのBOXって、なんか違和感です。。
ベトナムマクドナルド2号店「ベンタイン店」のカウンターは3つ
先ほどから書いている通り、この2号店「ベンタイン店」では、「注文カウンター」と「商品受取りカウンター」が分かれています。
注文カウンター
受取カウンター
また、日本では数が少なくなってきている「マックカフェ」が併設されていました。
バイクで乗り付けてコーヒーを買って帰る人のためでしょうか、こちらは外からも注文ができるようになっていました。
おわりに
ベトナムのマクドナルドは、私たち日本人や欧米人にはごく当たり前のファストフード店。
しかし、(物価を加味した)値段を考えると、ベトナム人にとっては「ちょっとオシャレな外資系レストラン」なのかもしれません。
ただ、ハンバーガー系ファストフードFC店は、マクドナルドだけが進出してきているわけではありません。むしろ、マクドナルドは後発です。
ロッテリア、バーガーキング、サブウェイは、数年前からベトナムに進出しており、ある程度の知名度を得ています。
「王者マクドナルド」がどこまでベトナムで勝てるかは誰にもわかりませんが、他チェーンの繁盛っぷりを見る限り、日本のような売上激減になるのは当分先のような気がします。
何よりも「マクドナルドの安定感」は旅行者にとって、最高ランクの「安心感」ですから。
ベトナムに来る機会があり、ベトナム料理も、日本料理も、色々飽きた際には、ぜひ食べてみてください。
マクドナルド・ベトナム
2号店「ベンタイン店」
【住所】
2-2A Tran Hung Dao, Q1, HCMC
※「Tran Hung Dao Street(チャンフンダオ通り)」と「Pham Ngu Lao Street(ファムグーラオ通り)」の交差点。