みんな「タイムイズマネー」を考える時間はあるらしい。
※タイトルは釣りです。笑
時間がないと言う人ほど時間はある
さて、ここ最近、このブログにたどり着くキーワードで急上昇しているのが「タイムイズマネー」です。
たどり着いているのはこの記事。
タイム・イズ・マネー。だから、会社のための人生は僕には選べない
なぜこんなキーワードを検索したいの?という疑問よりも、このキーワードで検索する人は、時間が有り余っている非リア充なのかな?と思ってしまいます。
だって、人生が充実している「リア充」は、こんな言葉は調べない(はず)ですし、このページの滞在時間は、他のページよりも長いです。
つまり、人生が充実していない・現在に不満を感じている・未来にも不満を感じている・どうにかしたい・現実逃避したい、など、多少なりともネガティブな考えをしている人が辿り着いているのかな?と思っています。
タイムイズマネーの本当の価値とは
先ほど紹介した前回の記事
タイム・イズ・マネー。だから、会社のための人生は僕には選べない
こちらを読んでもらえれば、タイムイズマネーがどんな意味か・誰の言葉か、は分かります。
でも、一番大事なのは、『タイムイズマネーという概念を、自分(の人生)にどう活用するか』です。
タイムイズマネーを活用するとどうなるのか
結論から言うと、無駄な時間を減らしたくなります。
理由はカンタン、タイムイズマネーを理解する前よりも、自分にとって大事な時間を増やしたいと思うからです。
大事な時間を増やしたい = 無駄な時間を減らしたい
これを今まで以上に意識できるようになるだけで、タイムイズマネーの概念を理解する価値はありますよ。
タイムイズマネーの意味は時は金なり?
この直訳によって誤解を生む可能性はあるものの、『タイムイズマネーとは、お金よりも時間のほうが大事である』という意味をシンプルに伝えられます。
さて、そもそも「時」「時間」とはなんでしょうか。
時間は管理できない
ここで、ほぼ全員が誤解していることを解きますね。
どれだけ素晴らしい能力を持っていても、どれだけ沢山のお金を持っていても、どれだけ良い人脈を持っていても、どれだけ良い体力を持っていても、どんなイケメンでも、どんな美女でも、首相でも、大統領でも、王様でも、
だれも時間は管理できません。
大事なので、もう一度言いますね。
だれも時間は管理できません。
時間は管理できないけど、行動は管理できる
時間管理(タイムマネージメント)という言葉は広まっていますが、行動管理という言葉は時間管理ほど認知されていません。
しかし、「時間管理」と「行動管理」、大事なのは「行動管理」です。
お金持ちでも時間は管理できない
「管理」とは、悪い状態になったら良くしたり、足りなければ増やしたり、多すぎるなら減らしたりすることです。
もし時間を管理することが可能ならば・・・
ヤバイ!
明日の夜は時間が足りない!!
今のうちに、1時間増やしておこうぜ!!!
となるはずですが、こんなことは世界中の誰であっても不可能です。
行動は管理できる
さきほどの「ヤバイ! 時間がない!」のケースを考えてみましょう。
もし、明日の夜に1時間必要ならば、1時間かけてやっていること(行動)をやめて、その時間にあてますよね?
たとえば、
- ネットサーフィンする時間を減らそう
- マンガを読む時間を減らそう
- テレビを見る時間を減らそう
- 寝る時間を短くしよう
といったことです。
誰にでも(僕も・・・)、ムダ(何も良くならない)と思っていても、やっていること(行動)はありますよね??
このようなムダな行動を減らして、自分にとって有益な行動をすることが、行動管理です。
つまり、「行動管理」こそ、タイムイズマネーの本質で、時間管理の本質です。
ムダな行動と大事な行動を知る
人によって、大事/ムダは違います。
また、その時の仕事・環境・状況によっても変わってきます。
ですから、もし行動管理に基づく時間管理をしたいならば、
- 自分にとって大事な行動とは何か
- 自分にとってムダな行動とは何か
を日頃から意識しなければいけません。
大事な行動とムダな行動の違いとは
大事な行動とは、自分の人生を良くするための行動のことです。
ムダな行動とは、自分の人生を微塵も良くしない行動のことです。
漫画家を目指す人にとって、ノートに落書きをするのは大事な行動です。
プロ野球選手を目指す人にとって、ノートに落書きをするのはムダな行動です。
同じ行動でも、人によって、大事なのか、ムダなのか、全く違うので、その行動自体が悪いのではありません。
悪いのは、自分の人生を良くしない行動をしていることです。
タイムイズマネーとは行動を管理すること
ベンジャミン・フランクリンは、なぜ偉業をいくつも達成できたのか。
それは、彼が自分の人生にとって必要・重要・大事だと思っていることに良い影響を与える行動”だけ”をしていたからです。
そして、自分の人生にとって良いことを常に意識していたからです。
彼のスケジュール帳の日々のページには、以下の様な言葉がありました。
The Morning Question, What good shall I do this day ?
The Evening Question, What good have I done today ?
※直訳
朝の自分への問いかけ、「私はこの日に、どんな良いことをするべきですか?」
夜の自分への問いかけ、「私は今日、どんな良いことをしましたか?」
おわりに
こんな偉そうなことを書いていますが、僕も自分の行動はしっかり管理できていません。涙