ツールによる自動化はダメなの?
キュレーションサイトやオウンドメディアとか、独自視点(と思っている)サイトが評価が高くなると言われてるので、ツールによる自動化は出来ないと思っている人が多く、また、そういう人に限って、自動ツールを否定しているものです。
まぁ、ツールはあくまでも道具なので、使い方次第なんですけどね。
自動化できる作業と自動化できない作業の違いは?
この疑問はここ最近のものではなく、業界を変えれば数十年以上前から語り続けられているものです。農業や漁業などの一次産業、工場などの二次産業、飲食店やサービス業などの三次産業、「自動化」が議論されていない業種は無いのでしょうか。
インターネットビジネス業界では、ツール使用=スパムの歴史が長く、またスパム実績も多いために、未だにツール使用による自動化に嫌悪感をもつ人は多いです。
Eメールの80%はスパム
全世界で送信されるEメールの80%はスパムメールだと言われています。
なので、自分が覚えていない送信先から来たメール=スパムメールと思ってしまう人が多く、メール送信者やプロバイダーはつねに「迷惑メール対策」が必須です。こういう状態になってしまったのは、メール作成作業とメール送信作業がとてもシンプルで、ツールによる自動化がしやすかったからです。また、送信コストがものすごく少ないのに対してリターンがものすごく多く、一種のアービトラージ状態なのも、スパムメール繁栄の理由です。
SNSの台頭により、「Eメールマーケティングは終わる!」と言われてますが結局は残り続けると思いますし、仮にEメールが本当に全世界から消えても、それに変わる手段が出て、その新しい手段に対応したスパムメッセージツールが出てくるだけです。
インターネットに触れているもので、ツールによる自動化が出来ずに、未だに完全手動なんて、実はごく僅かです。
グーグルの検索エンジンは自動化ツールですし、Yahooのトップページもツールです(Yahooニュースは人が選んで掲載していますが)。
グーグル検索は世界最大の自動化ツール
毎秒数億回と利用されているグーグル検索が、仮に手動だったら、今のグーグル帝国はありません。
グーグルが作ったのは、検索されたキーワードにマッチするサイトを自動で紹介するツールです。
グーグルは、紹介(検索結果の表示)は自動化しましたが、「キーワードにマッチする基準」は手動です。
ですから、ツール=スパム=悪なのではなく、使い方次第です。
アフィリエイトで自動化できる作業とは
ここではアフィリエイトに限って説明します。
なぜアフィリエイトに絞るかというと、ネットビジネス業界では、お金を取れる商品を作ることに躊躇する人が多いので「販売者<紹介者」が現状であり、このサイト訪問者もアフィリエイターが多いからです。
アフィリエイトで必要な作業は
アフィリエイトをするときにやるべき作業は2つしかありません。
- 集客
- 紹介
実はこの2つだけです。
結構ミスしやすいのは、アフィリエイトはあくまでも紹介であり、販売ではありません。
いかに紹介するか・いかに誘導するか、が大事であり、商品購入の最終クロージングはあくまでも販売者が用意した商品紹介ページやそのページに書かれている情報です。
釣りや騙し、ギミックなどを駆使しして無理矢理誘導したところで、超低確率の購入率にしかならず、元々アクセスが少ないジャンルであれば、報酬が上がる前に心が折れますし、報酬が上がっても金額が少なくて心が折れます。
だからといって、
1件あたりの報酬単価が高い商品を紹介すればいいかと言うとそれもまた間違いです。
もし高額商品を紹介して報酬を得たいならば、不動産の紹介をオススメします。
1件成約したら数百万円もらえますよ。
僕はやりませんけどね。
集客の自動化か紹介の自動化か集客も紹介も自動化か全部手作業
集客の自動化
ツイッターでの自動つぶやき、アンテナサイト自動更新は、集客の自動化です。
広義でいえば、グーグルからの流入対策(SEO)も自動化です。
紹介の自動化
アドセンスやnendなどの広告自動配信型広告を使うことは、紹介の自動化です。
集客と紹介の自動化
アンテナサイト自動更新+アドセンスは、集客と紹介の自動化です。
ぜんぶ手作業
つぶやく+広告貼り付ける
記事書く+紹介リンク作成して載せる
など。
この違い、理解できますか?
あなたは、集客or紹介or集客と紹介、どこを自動化したいですか?
僕は、初期設定以外、ぜんぶ自動化したいです。