権利収入とは仕組みからの収入のこと。
自分のスキルを高めれば、自動的に収入が入る仕組みを作れると勘違いしている人が多いのがインターネットビジネス業界。
自分のスキルを高めること、と、仕組み化することは、まったく道が違います。
仕組み化したいならば仕組み化の方法を学ぶしかない
ここで、ロバート・キヨサキ氏が提唱したクワドラントを拝借。
E = Employee = 従業員
S = Self Employed = 自営業者
B = Business Owner = ビジネスオーナー
I = Investor = 投資家
インターネットビジネスは、基本的に誰かに雇用されることはないので「E」ではありません。
インターネットビジネスに関わるほぼ99%の方が「S」もしくは「B」です。
ロバート・キヨサキ氏も本の中で言っていますが、「S」と「B」はそもそも道が違います。
「道」というのは、身に付けるべきスキル・知識・知恵・経験などのことで、いくら高いスキルを身に付けていても、種類が異なれば全くの無意味です。
「S」には「S」の、「B」には「B」の結果の出し方というのがあり、まずは種類を決めて、その後に準備すべきリストを作り、その必要リストに基づいた計画を作り、あとは行動します。
インターネットビジネス(特にアフィリエイト)を始める方は「S」から入る人が多いです。
つまり自分の技術を高めることでしか結果が出ない道です。
この道を選んだ瞬間からやるべき事は決まります。
「個人スキルの最大化」です。
先日紹介した坂田智康さんのCONTENTS MONSTERは「S」での成功を目指す方にとっては、最高の教材の1つ。しかし、「B」での成功を目指す方にとっては不要です。
仕組みからの収入が欲しいのならば、仕組みの作り方を学び、それを実践しなければいけません。
ネットビジネス(アフィリエイト)における仕組み化とは何か
ネットビジネス業界において勘違いされていることの1つが、「仕組み化 = 外注化」です。
仕組み化とは、種類を問わず、収益を作る仕組みを作ること
外注化とは、人を使った仕組みのこと
「B」としての収入は仕組みからの収入であり、自分の代わりに収益を作ってくれる仕組みがあればいいので、それが人であろうと、不動産であろうと、ITツールであろうと種類は関係ないわけです。
「B」における課題とは仕組みが出来るまでは収入が無いという事です。
仕組みが完成する前に諦めた場合は、それまで投資した時間・お金・労力、すべてが無かったことになります。
これを詐欺と呼ぶか、失敗と呼ぶか、成功のための経験と呼ぶか、は人それぞれです。
ネットビジネス(アフィリエイト)のほとんどは文字通りインターネット上で行われます。
せっかくITをフル活用できる業界なのですから、アフィリエイトで仕組み化をしたいならば、ITツールの活用は避けて通れません。
ツールとは道具のこと。道具の質と道具の使い方が大事。
サイトアフィリエイト、メルマガアフィリエイト、Youtubeアドセンス、PPC、まぁ何でもいいのですが、「道具」を手に入れて、その「道具の使い方」を身に付ければ、収益の自動化は目の前です。
ですから、権利収入(仕組みからの収入)が欲しいならば、やることは2つしかありません。
・あなたの仕組みに必要な「道具」とは何か。
・「道具の使い方」を学べるのはどこか。
坂田智康氏の言葉を借りるならば、「この一点(今回は二点)に集中すれば勝てる」です。
仕組みを作る時に必要なのは、決して、コピーライティングの勉強ではありません。
2015年のネットビジネス仕組み化に必要なツールとは何か
これを知るにはそもそも、「ネットビジネスはどうやったら収入が入るのか」を知る必要があります。
ネットビジネスでの収入は2種類のみ、というか、どのビジネスでもこの2種類です。
エンドユーザー(個人・法人問わず)から直接収入
エンドユーザーを抱えた、ASP(仲介者)からの間接収入
どちらもメリットとデメリットがあり、これは好き嫌いで選んでいいのですが、必要な仕組みは違います。
ちなみに、「アフィリエイト」とは後者のこと。
「アフィリエイト」とは「提携する・加盟する」という意味であり、「アフィリエイターになる」とは「他者(他社)の商品を売る仕組みの一部になる」ということです。
私の収入の一つ、Youtubeアドセンスは「Youtubeが仲介する商品を買う(広告をクリックする)人を、動画を使って集める」ビジネス。
ですから私がすべきなのは、「Youtubeで表示される広告をクリックする人が集まる動画を作る」ことで、Youtubeアドセンスにおける仕組みとは「動画」のことです。
あとは、Youtubeアドセンスで欲しい収入を、1動画で達成するのか、100動画で達成するのか、はたまた、10000動画で達成するのか、それは個人の戦略ですが、仕組みの維持にコストが掛からないので、動画数を増やすデメリットはありません。
Youtubeアドセンスにおいて、私が注力しているのは「動画制作」「各動画のメンテナンス」です。
この2つを自分でやる人もいれば、仕組み化している人もいます。
私はもちろん仕組み化しています。
Youtubeアドセンスで必要なツールとは
ここまで引っ張っておいて申し訳ありませんが、Youtubeアドセンスの仕組み化において、ITツールによる完全自動化は(いまのところ)不可能だと思っています。
もしかしたらITツールにおける完全自動化をしている人が世界の何処かにいるかもしれませんが、私の知る限り、日本にはいません。
・動画制作
・動画アップロード
この2つの行動を自動化し、さらに連携させるITツールが無いからです。
個人的なYoutubeアドセンス完全自動化への希望論は・・・
・言語を問わず、全世界の最新ニュースをチェックし、その記事をリライトする
・リライトした記事内容に近い、商用OKの写真と音楽または商用OKの動画を探す
・リライトした文字と、探しだした商用OKの素材を組み合わせた動画を作る
・動画を指定したサーバーのディレクトリにアップロードする
・指定したディレクトリを随時チェックし、もし新しい動画があれば、指定されたYoutubeチャンネルにアップロードし、かつ、最適なキーワードタグを入力する
こんなツールがあれば、値段が幾らであっても即買いです。
誰か作ってくれないでしょうか・・・。
仕組み化に必要なのは自分の労力か資金です
クワドラントの「E」「S」に必要なのは、時間給が高くなる資格や技術です。
「B」に必要なのは、仕組みを作るための労力か、仕組みを買うための資金です。
「I」に必要なのは、資金のみ、です。
仕組みを買うための資金が無い人は、自分の労力を使うしかありません。
ここでいう労力とは日数や時間数ではありませんので、「月○万円稼ぐためには何時間必要ですか?」とか聞かれても答えられません。
むしろ答えられるのは「月○万円稼ぐ仕組みを買うためには幾ら必要ですか?」です。
おわりに
仕組みが完成するまでの労力を掛けたくない人、仕組みを買うためのお金を払いたくない人は、ぜひ「S」での収入が得られるように頑張りましょう。ただし、いつまで経っても働き続けなければいけません。
逆に、仕組みを完成させるために労力を掛けられる人、仕組みを買うためのお金を払える人は、ぜひ仕組みを持ちましょう。仕組みを持った後は、働かなくてもお金と時間が手に入ります。
私は将来「お金と時間」を両方得たいので、今のうちから、沢山の仕組みを作るために労力と資金を掛けています。