インターネットビジネスとは何でしょうか?本当に稼げるの?

一般的に何をもってインターネットビジネスと呼ぶのか、未だに分かりません。

一言で「インターネットビジネス」といっても種類はほんとうに様々です。

というか、「インターネットを使って収入を得る」のがインターネットビジネスならば、全業種当てはまってしまいます。

インターネットビジネスとは何なのか

「インターネットビジネス=アフィリエイト」と思われている方が多いようですが、そうではありません。

もちろん、アフィリエイトもインターネットビジネスですし、カービューなどの代理店になって中古車を日本から海外に輸出するのもインターネットビジネスですし、イギリスのAmazonからアメリカのAmazonに転売するのもインターネットビジネスですし、コーチのアメリカの公式サイトから個人輸入して日本で売るのもインターネットビジネスです。

 

集客、説明(プレゼン)、販売、支払い、物流、どこかのフェーズでインターネットを活用をすれば、それは立派なインターネットビジネスになってしまうはずなのですが、世間的なイメージはまだまだ誤解が多いです。

 
 

無在庫の中国輸入転売もインターネットビジネスです

数年前に私が関わったインターネットビジネスの一つは「無在庫の中国輸入転売」。

それは、商品が日本には来ない中国輸入転売でした。

 

そのビジネス(案件)は「東南アジアのとある国の教育省に納品する中古のウィンドウズPC 2000台を、中国から探してくる」というものでした。

いわゆる「コンペ」です。

ただ、当時の私は、中国にも、商品を納品する国にもいませんでしたので、すべてインターネットで完結させました。

 

まずはウィンドウズPC探し。
見るのは中国輸入でおなじみの「タオバオ」。
中古PCを扱っていそうな会社に片っ端からメールして見積もりを取りました。

 

つぎに見積書を比較。
幾つかの業者は沢山の在庫を抱えていましたので値段交渉もスムーズにいきました。

 

サンプル品を購入・発送。
見積書を比較して、良さそうな会社からサンプル品を買い、そのまま現地に発送してもらいました。これを在庫と呼ぶならば在庫ですが、私の手元には来ていませんし、代金も私が払ってはいません。なので、無在庫です。

 

結局、このコンペには勝てなかったので売上にはなりませんでしたが、「無在庫の中国輸入転売もインターネットビジネスかな?」と思っていました。

でも、誤解してほしくないのが、「インターネットビジネス = アフィリエイトや転売」だけではありません。

 
 

インターネットビジネスは怪しい

仕掛ける側や経営者側の方々は「インターネットビジネスは怪しい」なんて微塵も思っていませんが、仕掛けられる側や消費者側はまだまだ「インターネットビジネスは怪しい」と思っている方が多いです。

それは「自分が知らない=怪しい」と思ってしまう人間の性なのかもしれません。

 

インターネットの世界はものすごい速度で進化・変化し続けていますから、インターネットに関わる全ての情報を完ぺきに理解している人なんていません。

さらに、インターネットに関わるビジネスをしている人たちでさえ、新しいSNSやサイトには一定の拒否反応が出ます。なので、彼らよりも情報感度が低い方々は、かなりの確率で潜在的な拒否反応を示すと思っています。

つまり「インターネットというだけでも怪しいのに、それをビジネスにして、お金を稼ぐなんて、もっと怪しい」となるわけです。

 
 

インターネットビジネスで成功できる人は少ない

世間のイメージと事実は違うものです。

どの業界にも成功する人・成功できない人はいます。
インターネットビジネスだけではありません。

 

一般的な(古くからある)業種であれば、成功していない企業よりも成功した企業を特集する記事・解説する記事・評価する記事がインターネット上に増えていきます。

 

一方、インターネットビジネスの中のアフィリエイトでは、なぜか成功していない企業(人)の声が増えていきます。

つまり「成功事例よりも成功していない事例が目に止まりやすい」状態になっていますので、世間のイメージは「インターネットビジネス、特にアフィリエイトでは成功できない」となります。

 

世間のイメージとは、多くの人が目にとまる所にある情報が優先されます。事実ではありません。

 
 

だれでも簡単に副業で成功できるのがアフィリエイト

こういうニュアンスの広告文を見たことがある人は多いと思います。

事実、「未経験者・小学生・お年寄りでも」「片手間で」「1クリックで」「月収○○○万円」なんていう、煽り広告が乱発するアフィリエイト業界(の情報商材業界)がグーグル検索上位を日々狙っていますので、「知らない=怪しい」だけでなく、輪をかけて「怪しさ」「胡散臭さ」が際立ってきます。

 

当然ですが、インターネットで稼ぎたい人はインターネットで検索します。

しかし、そこにはコピーライティングを駆使した広告文・セールスレターが口を開けて待っていますので、素人・未経験者が、初見で、良し悪しを判断できることはありえません。

 

インターネットビジネス(特にアフィリエイト)が、「怪しい」「成功できない」「詐欺」なのではなく、自分のビジネスに対してインターネットの活用の仕方を知らない人が、自分向けではない情報に踊らされて、何も行動しないまま終わり、不満・ストレスが爆発し、インターネット上に情報をばらまいているにすぎません。

 
 

インターネットをビジネスに活用するには

インターネットを自分のビジネスに活用したいからといって、闇雲に「インターネット、インターネット、インターネット」と唱えたところで、時間と労力の無駄です。

 

1:自分のビジネスから何を得たいか(ビジネスモデルの選定)

2:自分のビジネスのどこにインターネットを活用したいか(集客・教育・販売・回収・物流など)

3:自分が持つ資産の中で採用できるインターネットの活用方法は何か

 

ゴールが先で、スタートが後」「インターネットは手段」の考え方を理解して頂ければ、必然的に、「インターネットビジネスは怪しい」なんて言うことは無くなります。

「成功している人・企業がいるか」ではなく、「自分のビジネスにインターネットを活用できるか」が正解です。

 

追伸

無在庫の中国転売のコンペは勝ちたかったです。。。

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1981年の東京生まれ・東京育ち。
悪そうな奴はだいたい非トモダチ。

愛する家族とペット、数は少ないけど心から信頼できる戦友であり親友(心友)たち、それぞれの趣味や遊びを一緒にしてくれる仲間たち。

僕は、人生最後の一秒まで彼らと人生を楽しみたいし、同じように思っている人と時間を共有したいと思っています。

★このブログはそんな僕の備忘録と僕の紹介とビジネスの紹介です。