自己啓発ビジネスよりも自己成長ビジネス

そっちの世界(側)へ行ってみたいと思う人は沢山いる。

80:20のパレートの法則と同じように、世の中には「多数の仕掛けられる側 : 少数の仕掛ける側」という図式が存在する。

これが良いとか悪いとか、情弱相手がどうとか、ではなく、どのビジネスでもかならず仕掛ける側と仕掛けられる側がいるのである。

本人が認識してようが認識していまいが、何か価値があるものの交換が行われるときには、これが発生する。

そのうち、少しだけ意識する人や少しだけ欲望が強い人の中で、自分も仕掛ける側に回りたいと思う人が出て来る。

起業家のはじまり、はじまり。

仕掛ける側と仕掛けられる側のちがい

「お金を使う目的」を理解すると、どちらに自社の製品を売りやすいかが分かる(はず)。

 

仕掛けられる側
⇒ 自分・自社の日々の環境を良くするための「消費」にお金を使う。

 

仕掛ける側
⇒ 売上や利益を増やすための「投資」にお金を使う。

 

「消費」と「投資」。

「消費者」と「投資家」。

お金を使いたがっているのは「投資家」である。

※ これは完全に私の主観

 

消費者が求めるものは、その人の「機能の向上」。

つまり「もともと持っている機能が悪くなったので、それを改善したい」ということである。

ここで問題になるのが「機能には限界値があり、どこまで求めたいかは各自の価値観」ということ。

ここが曖昧さをもっているので、消費者相手のビジネスは実は難しい。

 

※ 以下も完全に私の主観

マーケッターの中で、トップ・オブ・ザ・トップと呼ばれるのが、消費財メーカー2社のマーケッターである。

2社とは、ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のこと。

消費者相手に、消費財を売る彼らのマーケッターとしてのレベルはトップであり、マーケッターランク(勝手に私がランク付けしてる)の次位が、自動車メーカー・飲料メーカーなどである。

 
 

リターンが良ければ幾らでも払う

改めて言うと、消費者と投資家の最大のちがいは「お金を支払うときの判断材料」である。

消費者は、お金を払って、別のものを得ようとする。

投資家は、お金を払って、お金を得ようとする。

この違いはかなり大きい。

 
 

仕掛ける側になりたい仕掛けられる側の価値観

むかしの僕のビジネスの先生の一人は、自己啓発セミナーの講師だった。

ある時、彼は僕にこう言った。

 

仕掛ける側に仕掛けるよりも、仕掛けられる側に仕掛ける方が簡単(最高のカモ)だとみんな言うけど、それは少し言葉が足りないと思う。

 

仕掛ける側になりたい仕掛けられる側こそ、最高のカモ、だよ

 

これを聞いたとき、僕は彼の元を去った。

 

最近、この話しはそこまで間違っていないと感じるようになってきた。

とくに情報商材の販売はまさにこれだと思う。

 
 

仕掛けられる側のための情報商材ビジネス

情報商材が悪いとか、インターネットビジネスが悪いとか、そういう情報がネットには溢れている。

でも、ぶっちゃけ、どんなビジネスでも失敗する確率はそんなに大きく変わらないはず。

何もネットビジネスだけが沢山の失敗者を生んでいるわけではない。

 

ではなぜ、インターネットビジネスだけが、そんなに被害者っぽい人達を生み出しているのだろうか。

 

それこそ、ターゲットの違いだと僕は思う。

 

インターネットビジネスに興味をもつ人やスタートする人の多くは、仕掛けられる側から仕掛ける側になりたい人が多い。

さらに、至る所で、そういうセールスしてるしね。

そういうセールスとは、「仕掛ける側のなるためのマインドセット」とか「起業家になるためのマインドセット」とか、がセット商品の1つとして大々的にPRされているものの事。

 

たしかに、住む世界が変わるわけだから、意識改革は超重要。

むしろそれ無しにビジネス作るなんて無理。

だからこそ、セット商品の1つになりえるんだけど、そこに響く人こそ「仕掛ける側になりたい仕掛けられる側の人」なんだと確信している。

 

しかも、そういう人達は「投資家・起業家の皮をかぶりたい消費者」だから、自己成長のためにお金を払いたがる。

最初は、お金を増やすためにお金を払おうと思っていたのに、いつの間にか話しがすり替わって、「自己成長のためにお金を払うことの素晴らしさ・大切さ・重要さ」を徹底的に叩き込まれてる。

そう、ステップメールとかでね。

 

しかも、かなりタチが悪いことに、多くの消費者は「1回お金を支払ったら、求める効果が必ず出る」と信じてやまない。

一方、投資家は「10回中、1回当たったら、凄いよね」と思っている。

インターネットビジネスでターゲットされている「投資家・起業家・経営者になりたい消費者」は、そもそもが消費者意識

だから、

お金を支払ったら自分が求める効果が必ず出るはずなのに、まったく効果が出ない(起業家になれない)じゃないかー!!!とキレる

 
 

あぁー、面倒くさい。

 
 

おわりに

この「狼になりたい羊さん達」は、自己投資大好き。

だから、またお金を払ってくれるの。自己成長してる事を認めてあげればね。

 

だから、売る側は、辞められない・止まらない〜〜♪

 

最初の目的と、途中・最後の目的が変わってしまったとしても、お金を払う人が満足してれれば、別にいいのかなーって思ってしまう僕もいます。

 
 

ってことで、そろそろ、自己成長ビジネスでも始めようかと思っています。

 
 
 
 
 
 
 

ウソつきました。ぼくは怪しい自己成長ビジネスはしません。

でも、怪しくない自己成長はするかもしれません。笑

ABOUTこの記事をかいた人

1981年の東京生まれ・東京育ち。
悪そうな奴はだいたい非トモダチ。

愛する家族とペット、数は少ないけど心から信頼できる戦友であり親友(心友)たち、それぞれの趣味や遊びを一緒にしてくれる仲間たち。

僕は、人生最後の一秒まで彼らと人生を楽しみたいし、同じように思っている人と時間を共有したいと思っています。

★このブログはそんな僕の備忘録と僕の紹介とビジネスの紹介です。