夢泥棒と時間泥棒 ドリームスティーラーとタイムスティーラー

今感じている不満・不安を解消するために何か新しいことを始めた時に、予想もしていなかった所からやってくるのが「夢泥棒(ドリームスティーラー)」「時間泥棒(タイムスティーラー)」達。

自分がやりたい事を確実にやるために、ドリームスティーラーとタイムスティーラーを理解し、どう立ち回っていくかはとても大事なことです。

 

モチベーションを無意識に下げてくる奴ら。それがドリームキラーとドリームスティーラー。

“奴ら”という言葉は若干悪意がある言葉・良くない言葉だと知っていて使いました。普段の会話では当然「人たち」「方たち」です。ですが、今回この言葉を使ったのには理由がもちろんあります。

こちらが燃えてくる時にやってくるのが「ドリームキラー」「ドリームスティーラー」の”奴ら”。

文字通り「私たちが叶えたい夢や解消したいストレス要因を、そんな事しない方が良いと言ってくる人たち」です。

彼らは意図的にこちらの「夢を消してやろう・潰してやろう・無くしてやろう、ケケケッ(*´艸`*)」と思っていることは少なく、むしろ、「私は心配です!(´・ω・`)」的な顔をしてやってくる。つまり、悪意や罪悪感のないピュアな(純度100%の)悪者たち。

しかも、彼らは関係が近い人たちである事が多い。そう、パートナー・親・親戚・親友など。

特に、親友(だと思っていた人たち)がドリームキラーになることは多いです。家族・身内の場合、妬みというよりは、無知からくる拒否反応が多いですが、友人たちはむしろ無意識な妬みが多いです。

表面的な言葉「俺らと一緒に遊んだりしてると楽しいよね?」
無意識な思い「お前一人で成功しよう・人生を良くしようなんて、ありえない」

この言葉を言っている本人も、自分がなぜその言葉を言っているのか理解していないので、こちらが言い返すと逆ギレする事がよくあります。でもそれは当然です。真っ当な答えを言えないことが不快であり、自己否定したくないから、虚勢を張っているにすぎません。

1ミリでも「この人はドリームキラー・ドリームスティーラーだな」と思った時に使う言葉は、たった1つです。

「私のためにありがとうございます。」

これ以上は要らないです。

もしあなたが、何かを成し遂げる前であっても自信を持てる人は、もっと勢いある言葉を使っても良いです。私は友人(だと思っていた人たち)にこの言葉を言って、ドリームキラー・ドリームスティーラーからの被害を最小限に抑えました。

「私のためにありがとうございます。もし、私の夢を叶えるために、私が考えている以上の良い計画や手段を知っていて、すでにあなたがそれで夢を叶えていて、私の夢が叶うまで私を導いてくれるならば、ぜひもっとアドバイスお願いします。」

こう言ってみてください。ドリームキラー・ドリームスティーラーの99%はこの言葉で黙り、それ以上の余計なお世話(おせっかい)はしてこなくなります。

つまりは、こういう事です。

「私の夢を叶えるための最良の手段・多くの経験・高い実績・良質な指導のすべてを持っていないならば、口出すな」

です。

ドリームキラー・ドリームスティーラー達は、すべての項目において、的確なものは持っていなく、”ただ何となく”で使った言葉がどれだけ他人に影響してしまうかが分かっていません。

しかも彼らは、相手のモチベーションを下げるのが最高の上手いので、ほとんどの人は彼らの言葉に耳を貸してしまい、新しい行動を起こすことが出来なくなります。

このブログの読者の方々は賢い方が多いので、私が言う必要は皆無ですが、改めて言いますね。

新しい行動が無ければ、人生が変わることはありません。

 

お金よりも価値があり、全員平等に持っている”時間を奪う”奴ら。それがタイムスティーラー。

タイムスティーラーは大きく分けて2種類います。

1つは、娯楽・堕楽・快楽・暇つぶし系のコンテンツ。要は、マスコミ系とSNS系の「コンテンツ」。

もう1つは、感情やその場のノリに流される「人」。

 

あなたのビジネスにテレビは本当に必要ですか?

テレビなどの娯楽コンテンツは、あっという間に時間を奪っていきます。バラエティ番組なんかはその代表例で、それらのテレビ番組を見る時間は「投資」でも「消費」でもなく、「ただの浪費」です。

おれはニュース番組しか見ないぜ!
おれはNHKしか見ないぜ!
と言う方もいますが、私に言わせるとまったく同じです。

 

NHKを見なかったら、人生が悪い方向に行く
NHKを見たら、人生が良い方向に行く

と言われるならば、積極的に見ますが、現実的にはそんな事はありません。もしNHKを見るだけで人生が良くなるならば、すでに日本人は全員、世界一の億万長者です。

 

実際のところ、昔から(何十年も前から)テレビは大事な時間を奪う!と言われていますので、改めて言われなくても知っている(理解しているわけではない)人は多いと思います。

新種のタイムスティーラーが SNS・スマホゲーム・まとめアプリたち。

アプリ通知が来たら確認したくなる!

私はビジネスでLINE・FBメッセンジャー・チャットワークを使っているので、iPhoneの通知も常にピコピコ鳴っています。しかし、FBタイムラインやどうでもいいLINEグループからの通知はすべて消しています。

仕掛ける側にとって通知機能は素晴らしい機能であり、あれをいかにONにさせるかは、最重要課題です。だって、到達率・接触率・リアルタイム性などに影響しますからね。

しかし、使う側(仕掛けられている側)にとって、あの通知機能こそ、最新・最強・最大のタイムスティーラーです。まるで「パブロフの犬」状態。

通知がピコン! ⇒ チェックしなきゃ!!

よくよく考えたら、スマートフォン・イノベーションの中で、最大のものかもしれませんね。

あと、自分のタイムラインを充実させる・他人のタイムラインを見ることは、ビジネスに活用している人ならば良いですが、それ以外の人にとっては人生を向上させるものではなく、貴重な時間を奪うタイムスティーラーの1つです。

 

だって考えてみてください。

 

1日1時間以上、SNSのチェックやタイムラインの充実化に使っていませんか?
多い人は3〜4時間は見ていると思います。

ということは、『1日3時間×365日=約45.6日』を”浪費”していることになります。

 

“浪費”とは、使った時間・お金・労力から何も得ないもの。

 

ただただ、
「あー!! パズドラやりすぎて●●する時間がない!」
「あー!! パズドラに課金しすぎてお金がない!」
「あー!! パズドラやりすぎて指と首と目が痛い!」
となるだけです。

 

さて、実はテレビよりもSNSよりもスマホゲームよりも、たちが悪いのが2種類目のタイムスティーラーです。

 

最強のタイムスティーラーとは その場の感情やテンションに流される、ノリだけの奴ら。

彼らの凄いところは、あたかも「誰よりもやる気があり、素晴らしい結果を起こせるように見せられる」所です。

モチベーションが上がるセミナーに参加したり、夢を語り合ったり、新しいビジネスチャンスについて話したり、そういった場に確実にいるのが彼らです。

彼らの常套句は「やります!!!」です。
しかし、その後に必要な「どうやって?」が抜けています

 

彼らが好きなのは
・モチベーションやテンションが上がること・場所・内容
・モチベーションやテンションが上がっている自分
です。

彼らが好きではない(意識していない)のは、
・良い結果
・良い結果を出すための計画立案や継続した行動
です。

 

さらに凄いのが、彼らは周りを巻き込む魅惑があり、彼らに影響されて、一緒に拳を高く振り上げる人が沢山います。

ベンチャー企業の創業者で投資家から出資を獲得する時には、こういった人を巻き込む・夢を見させる能力は必要です。

しかし、実現させるための手段・方法論・計画性・実行力などが揃っていないので、早ければ翌日、遅くても、1か月後には、「あの時の盛り上がりは何だったんだろう???」と思い始めます。

一人で勝手に盛り上がって、一人で勝手に盛り下げるだけならば、まったくの無害です。ですが、こういう人は周りを巻き込むスピードが早く、彼らを信じて自分の時間を投資してしまった”タイムスティーラーの被害者”が沢山でてきます。

 

もしあなたの周りで、「常に、その場のテンション・モチベーション・感情だけで動く人」がいたならば、離れることをオススメします。

ただ、たまに本当に計画性・実現性・継続した行動力を持っている場合もありますので、その時は、積極的に関わっていくほうが良いです。

 

追伸

風邪をひいて、体温が平熱よりも高くなった時、私たちのカラダ(脳みそ)はなんとかして、平熱に戻そうとします。

それと同じように、テンションはいつもより高くなった時、私たちのカラダ(脳みそ)はなんとかして、元々のテンションに戻そうとします。「燃え尽き症候群」と呼ばれる状態がまさにそれ。

では、どうすれば良いかというと、「常に高い状態を維持する=平熱を上げる」または「下がる力よりも大きな力を使って、平熱よりも高い状態を維持する」しかありません。

 

この2つは難しいようで、きちんと方法はあります。

ですが、それはまた別の機会に。

ではまた。

ABOUTこの記事をかいた人

1981年の東京生まれ・東京育ち。
悪そうな奴はだいたい非トモダチ。

愛する家族とペット、数は少ないけど心から信頼できる戦友であり親友(心友)たち、それぞれの趣味や遊びを一緒にしてくれる仲間たち。

僕は、人生最後の一秒まで彼らと人生を楽しみたいし、同じように思っている人と時間を共有したいと思っています。

★このブログはそんな僕の備忘録と僕の紹介とビジネスの紹介です。